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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

現地の声

就学前教室の役割 その2

就学前教育のボランティアのトレーニングの様子セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがアフガニスタンで行っている就学前教室には二つの特徴がある。

第一に、訓練を受けた先生役の幼児教育ボランティアが子どもである点。ボランティアは大体14歳~16歳の地元の女の子たちである。いわば、近所のお姉さんたちが先生役を担っていることである。これにはいくつかのメリットがある。

<メリットその1>教育を受ける子どもたちにとって親しみやすく、ロールモデルになりうる点。近所のお姉さんを見て「あんなお姉さんになりたいな」という気持ちを引き起こしている。

<メリットその2>教える立場のボランティアに横のつながりができる点。ボランティアのお姉さんたちは基本的な研修を、他の女の子たちと受ける。今まで知らなかった子とも友達になり、人間関係の幅が広がる。

<メリットその3>そして、教える立場の女の子たちの成長。実はこれが重要である。社会福祉の世界では「ヘルパー・セラピー原則」という考えがよく知られている。これは、「援助する人が援助される人よりもっと多くのものを得る」「援助する者がもっとも援助を受ける」という考え方である。

就学前教育に参加している子どもたち第二の特徴、それはできる限り地元の素材を使っていこう、という考えである。外国から高いおもちゃを購入して遊ぶばかりではなく、地元にある材料を使って、おもちゃ作りをしたり、人形を作ったり。もちろん、お金の節約という観点もあるが、それだけではない。創意工夫をすることを学んでいくよいチャンスである。

就学前教育に参加している子どもたち その2  就学前教育に参加している子どもたち その3

このプロジェクトの第2期(2012年2月から2013年2月)では当初教育に参加を予定していた子どもたちの約96%が就学前教育に参加し、約98%の授業が予定通りに実施された。一人でも多くの子どもたちが就学前教育を楽しんでくれることを願う。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン