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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

現地の声

離れていても、同じ目標を目指して
      ‐アフガニスタン・イランの国境を越えた遠隔事業‐

治安の悪化により、日本人スタッフのアフガニスタン駐在が困難になるという問題に直面しているアフガニスタン支援。NICCOは2002年よりアフガニスタン国内での活動を続けてきましたが、2007年以降は治安の悪化により、日本人スタッフはイラン側の国境の都市・マシャッドに駐在し、アフガニスタン側の提携団体とともにアフガニスタン国内の支援を継続してきました。

事務所には、識字教室の生徒さんからの手紙や事業の写真が飾られていますイランからアフガニスタンの事業を管理?どうやって?とよく聞かれます。日々の事業管理はもっぱら電話とメールです。また、年に数回、アフガニスタン側の提携団体をマシャッドに招聘、そしてイラン人スタッフをヘラート州に派遣し、事業のモニタリングを行っています。遠方にいる相手とのコミュニケーションは、スカイプなどを使ったテレビ会議がとても有益ですが、イラン側の通信規制、そしてアフガニスタン側の電力・インターネット事情の悪さの相乗効果(?)でこれも上手く行きません。現状では、やはり電話が一番の連絡手段です。

相手の見えないコミュニケーションというのは、日本人同士であっても誤解やすれ違いが多いものです。それを異なる言葉や文化を持つアフガニスタン人、イラン人、そして日本人で行うため、意思疎通がいつも円滑に進むとは限りません。わかり合いたいのにわかり合えない、伝えたいのに伝わらない、そんな苛立ちやもどかしさで、「どうしてわかってくれないの!」と思ってしまうこともあります。

ヘラート州の教育局から送られた感謝状と事務所の植物たちですが、国も言葉も文化も違いますが、私たちが目指すものはただ1つ。それは、アフガニスタンの国と人びとの生活を支援すること。同じ未来を見ているからこそ、離れていても、何度も話し合いを重ねて、また同じ目標に向かって走り出します。

遠隔での事業管理では、活動の成果をこの目で見ることも、現地の方と直接触れ合う機会もありません。ですが、「見えない」、「わかり合えない」と決めつけるのではなく、現地を自分なりに見ようとすること、理解しようと努力しながら、今ここで出来ることをすることが、自分たちの仕事なのだと思っています。

マシャッド事務所の頼もしいスタッフ(左:シャマイェリさん、右:サバグさん)マシャッド事務所では、頼もしいイラン人スタッフが事業を支えてくれています。サバグさんは大学で建築を学び、シャマイェリさんは前職でサフランなどのマーケティングに携わっており、学校建設、農業・収入創出支援を実施しているNICCOの力強い味方です。アフガニスタンに平和が訪れ、いつかスタッフみんなで事業地を訪れることが出来る日を夢見て、今日もマシャッド事務所は奮闘しています!

日本国際民間協力会(NICCO)