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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

現地の声

より脆弱な避難民世帯への支援

カナ・ミールさんは、パキスタン北ワジリスタン管区での政府の対武装勢力掃討作戦を逃れ、バンヌー地方へ避難したお年寄りです。カナさんは元々生計手段として家畜を飼っており、北ワジリスタンから避難する際、羊58匹と牛10頭を何とか連れ出しました。しかし避難生活の混乱の中で、羊15匹と牛10頭を失ってしまいました。
避難後のカナさんはレストランで警備員として働き、月に8000パキスタンルピー(約9,700円)稼いでいます。息子3人と娘2人のうち、働くことができるのは3人目の息子だけです。他の2人の息子は子どもの頃にポリオに感染し、障がいが残っているからです。

JENのスタッフ(右)と、カナさんの3人の息子たち
JENのスタッフ(右)と、カナさんの3人の息子たち

JENがバンヌーで実施している国内避難民の家畜保護支援では、カナさんのようなお年寄りや、病気や障がいをもつ家族のいる世帯など、より困難な状況にいる人々を優先的に支援対象としています。カナさんはJENの家畜保護支援の対象となり、飼料やシェルター資材などの家畜飼育物資を受け取りました。カナさんはそれらを使い、家畜に栄養価の高い飼料を与え、家畜小屋の補強をしました。また、JENの獣医チームはカナさんの家畜にワクチン接種も実施しました。

カナさんの家畜
カナさんの家畜

物資配布後のJENによるモニタリングの際に、カナさんが話してくれました。

貰った飼料のお陰で家畜の栄養状態が良くなったよ。それに家畜用のシェルターも作ることが出来たから、家畜の健康を取り戻すことができた。家畜が健康になったことで、これまでより8リットルも多くのミルクが毎日とれるようになった。家族全員が十分な食料を得られるようなったんだ。本当にありがとう。

カナさんの家族
カナさんの家族

2015年7月15日
JEN