アフガニスタン/パキスタン人道支援サイト|ジャパン・プラットフォーム(JPF)

このサイトは、緊急人道支援を行う認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)が運営しています。

アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

published by ジャパン・プラットフォーム(JPF)

文字サイズ 小 中 大

アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

現地の声

10代の女性も教員として活躍しています!

ケア・インターナショナル ジャパンがパルワン州・カピサ州で運営する62校のCBS(Community Based School:地域運営による学校)は、1,734名(女子7割)が学習しています。

1,734名の生徒を指導するのは62名の教師です。全教員は学力試験をパスし、村人と地方の教育局職員が審査する面接試験にも合格した人たちです。村人は勉強ができるということだけでなく、子どもの教育を任せられる信頼できる人材を教師として選定します。

62名の教員のうち女性は16名います。そのうちの10名は16~19歳の若い先生たちです。彼女たちも、経済的に貧しい家庭の出身で、ご両親は読み書きができないという環境の中で、学校の図書室の本を使って放課後に勉強するなどの努力を経てきました。中学3年生を卒業した直後に本事業のCBSの教員になった先生もいます。そのため、生徒の気持ちをよく分かってくれます。

CBSで女性教師が教える様子。
CBSで女性教師が教える様子。

そのような10代の女性教員からのメッセージを今日はご紹介します。このメッセージは2月に女性教師の間で懇談会が実施されたときに共有されたものです。

①ルピア先生

私がCBSの教師になってから父の考え方が変わったようです。私の父は以前は女性が学校を続けることにあまり関心がありませんでした。でも、今は違います。今では村の他の父親たちから「あなたの娘が自分の息子に教えてくれて、すごく感謝している」と言われたようで、それがとてもうれしかったみたいです。これからも、たくさんの子どもに読み書きを教えたいです。

②サミル先生

私がCBSの教師になって、良かったことはたくさんありますが、一番うれしいことは、将来の希望を持てることです。私は、アフガニスタンの女の子たちは、家で掃除・洗濯をしたりパンを作ったり、安全で幸せだと思います。でも、勉強すれば、家事のことだけでなく、いろんなことを知ることができます。日本がどこにあるのか、世界で何が起きているのか、前よりいろんな事に関心を持つようになりました。アフガニスタンでは衛生の状況が悪かったり、病院が近くにないなどの理由で女性や赤ちゃんが亡くなってしまうことがあります。でも、勉強すれば、そういう悲しいことがなくなるように、女性のための医者になることもできます。教育は女性の将来を明るくて良いものにしてくれます。

今後もケア・インターナショナルジャパンは、子どもたちの教育の権利を促進するために、CBSの活動に従事します。そして、10代の女性の先生たちが、CBSで教師として活躍すると同時に、高校や大学での勉強にも取り組めるように支援していきます。

教員研修の様子。女性の先生も熱心に参加しています。
教員研修の様子。女性の先生も熱心に参加しています。

ケア・インターナショナル ジャパン