アフガニスタン/パキスタン人道支援サイト|ジャパン・プラットフォーム(JPF)

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

現地の声

学校整備で子どもたちにより良い教育を

難民を助ける会[AAR Japan]は、パキスタンの首都イスラマバードから車で約2時間のハイバル・パフトゥンハー州ノウシェラ郡にて、アフガン難民キャンプの小学校とパキスタン公立小学校の増築と修理、設備を正しく管理・使用するための衛生啓発活動を行なっています。

新しい教室での授業(バハダハーン・コロナ小学校)教室が不足しているため、子どもたちは屋外で授業を受けなくてはならず、1つの教室でいくつかの授業を同時に行う状況が日常となっています。そこで、不足していた教室やトイレを新しく建て、図書室や浄水フィルター付きの井戸、車いす用のスロープなどを設置し、子どもたちの教育に必要な教育環境を整えました。

子供たちは日常生活で教科書やコーラン以外の本を読む機会がほとんどないため、新しく建設した図書館には、先生方へのアンケートをもとに物語、道徳、科学、算数、英語や一般教養など、幅広い種類の本約200冊を取りそろえました。子供たちは休み時間や下校前に図書館で本を読んだり、図書担当の先生が貸し出す本を家で楽しんだり、読書の習慣がなかった子どもたちに本を読む機会が広がっています。新しい図書館について、バハダハーン・コロナ小学校5年生のカリルくん(12才)、ラヒムラ・コロナ小学校3年生のファイザちゃん(9才)のコメントを紹介します。

カリルくん「前は本があんまりなかったけど、今は面白くてためになる本がたくさん読める。前より読書に興味を持ったよ。楽しむための本だけじゃなくて、役に立つ本がたくさんあるところがいいな。物語と算数、それとワークブックが好き。」(カリルくん)

ファイザちゃん「新しい図書館は、カラフルな家具と物語の本があるから好き。前は休み時間にすることがなくてチンドル(現地の女の子の遊び)をしていたけど、図書館ができてからは本を読むよ。物語はシンデレラとジャドゥガー(おばけとお姫さまの話)が特に好き。」(ファイザちゃん)

図書室で本を読む子どもたち(バハダハーン・コロナ小学校)子供たちが休み時間に本を読むだけでなく、時間割に「読書の時間」を作り、先生が授業の中で図書室を活用している学校もあります。また、図書室などの新しい設備ができてから、子どもたちの出席率が増えたという思いがけないエピソードを先生方から聞くこともできました。小学校の教育環境を整えることが、学校を休みがちだった子どもたちが再び学校に通うきっかけにもなっています。

難民を助ける会[AAR Japan]