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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

2014年5月の関連ニュース

アフガニスタン大統領選挙 暫定結果発表

今年4月5日に行われた選挙の開票が行われ、暫定結果が発表された。アブドゥラ元外相が44.9%、ガニ元財務相が31.5%を獲得したが、どちらも過半数に達していない。また選挙違反があったというクレームが多く報告されているため、最終結果は調査を行った後に発表される予定である。このまま上位2名の得票率が過半数に届かなかった場合、5月28日(予定)に決選投票が行われる。前回の選挙より多くのアフガニスタン人が投票に参加している今回の選挙、行方はどうなるであろうか。新しい大統領には引き続くタリバンの問題やアメリカが主導する戦闘部隊が撤退した後の体制づくりなど、様々な難題が待ち受けている。

【出典】Aljazeera 2014年4月26日
http://www.aljazeera.com/news/asia/2014/04/afghan-election-set-run-off-vote-2014426142433495155.html

【出典】BBC News 2014年4月26日
http://www.bbc.com/news/world-asia-27173423

【出典】Independent Election Commission of Afghanistan
http://www.iec.org.af/timeline-2014

デラ・イスマイル・カーン県の変化

パキスタンの首都イスラマバードから南東に車で6~7時間のデラ・イスマイル・カーン県(以下、D.I.Khan)は120万の住民と約35万の国内避難民からなる人口過密地域です。資源や設備へのアクセス問題はありますが、良いこともあるのです。

資源や設備へのアクセス問題を軽減する為に、人道支援団体は様々な分野(水・衛生環境、保健、コミュニティのインフラ、人権・ジェンダーバイオレンス、教育、生計、食糧、非食糧アイテムなど)で活動しています。これらの活動によって、貧困は改善し、資源が流通するようになってきています。また、いくつかの団体によるこの数年間の働きかけで、宗派間の問題も軽減されつつあります。

現在行われている過激派とパキスタン政府との和平交渉は、D.I.Khanなどに暮らす国内避難民に希望をもたらしました。これらの避難民は、生まれ育った場所でどの様に生活を再開するかを計画し始めています。また、和平交渉により戦闘が収まり、国内避難民を含め地域住民は安堵しています。マーケットやお店は夜遅くまで開かれるようになり、家族連れも安心して夜間に外出できるようになりました。

D.I.Khanが属するハイバル・パフトゥンハー州政府は保健、教育、水・衛生環境、農業分野での緊急支援を実施しており、その動きが住民にとって大きな支えとなっています。遠く離れた場所にある学校が再開し、さらには在籍学生数も増えました。遠隔地の保健医療施設が稼働し始めたほか、D.I.Khanの歴史上初めて県中央病院の救急救命センターが無料で薬を供給するようになったので、貧しい人々の経済的負担が減りつつあります。

取り組むべき課題はまだまだたくさんありますが、D.I.Khanの人々の暮らしの中に、少しずつ良い変化が現れ始めているのです。