アフガニスタン/パキスタン人道支援サイト|ジャパン・プラットフォーム(JPF)

このサイトは、緊急人道支援を行う認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)が運営しています。

アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

published by ジャパン・プラットフォーム(JPF)

文字サイズ 小 中 大

アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

2013年11月の関連ニュース

臨時のオアシス

パキスタンでは、真昼の強い日差しの中、重いカバンを背負って学校から歩いて帰る少年たちは「サビール」と呼ばれる飲み物スタンドに立ち寄ります。そこは小さな売店の中に作られた、竹の骨組みの周りを数メートルの布で囲っただけの臨時のスタンドで、少年たちは皆甘くて良い香りのするシャルバットでのどの渇きを癒やします。シャルバットには色々な種類があり、カルダモンの香りのする緑色のシャルバットや、ピスタチオとアーモンド風味のミルクが飲める日もあります。

この飲み物の無料サービス「サビール」は、一年を通して開かれている所もありますが、多くはムハッラム(ヒジュラ暦における一番目の月、またはこの月の最初の10日間に行われる宗教行事)の間だけ、大都市や町や村に点在して開かれます。今年はムハッラムが11月上旬に始まりました。サビールは特に長い道のりを歩いてきた宗教行事に参加する人や、一般の人々に一時の安らぎを提供するため、行進ルートに沿って開かれることが多いです。

毎週金曜日、サデカインさんは友達と一緒に、金曜礼拝に来る人々のために地域のモスクの外でサビールを開いています。ムハッラムの最初の10日間は、毎日サビールを開きます。サデカインさんは現金やお金以外の親切という形で寄付を受けています。近所の人々はわずかなお金や、氷、ボトル入りの冷たい水、シャルバット、スカッシュ、ジュース、ミルク、砂糖、コンデンスミルクやナッツなどを持って来てくれます。毎週金曜日、約400~500人もの人々が彼のサビールを利用します。サデカインさんによると、ムハッラム期間中の利用者数は一日約3時間の営業でなんと2,000人以上にも上るとのことです。

【出典】2013年11月10日 Dawn.com(一部抜粋)
http://dawn.com/news/1055347/an-occasional-oasis

女性が学べなければ、アフガニスタンは栄えられない

アフガニスタンの女性が一般的に初等教育や生涯学習の機会を与えられない限り、アフガニスタンは安定した国際社会に貢献できる国にはなれない。彼女たちの多くは働くことができず、地方ではさらに過酷な状況下で暮らしている。

人口の半分を占める女性の基本的人権を保障しない限り、アフガニスタンの安全と繁栄の実現は次世代以降のものとなるだろう。この変化は一晩で起こるものでもなく、今の世代で実現することはないだろうが、変化することは可能である。問題はどうやって実現するかである。

もし歴史にヒントがあるならば、この変化はアフガニスタン議会による法令制定によっても、また西側諸国からの圧力によっても起こりえないだろう。国全体の食糧の安全保障と、現金収入がほとんど無い農業社会の経済発展を可能にする革新的な考え方が変化を起こすのだ。

2013年6月11日 ヘラート郊外を子どもたちと歩くアフガニスタンの女性たち

【出典】2013年7月26日
http://edition.cnn.com/2013/07/26/opinion/massoud-afghanistan-women