アフガニスタン/パキスタン人道支援サイト|ジャパン・プラットフォーム(JPF)

このサイトは、緊急人道支援を行う認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)が運営しています。

アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

published by ジャパン・プラットフォーム(JPF)

文字サイズ 小 中 大

アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

2012年12月の関連ニュース

未来への希望を持つアフガニスタン人

アジア財団が6300名(34州を対象)に調査した結果をまとめた報告書『アフガニスタンの2012年:アフガン国民調査』によると、アフガン人は国の未来を肯定的に捉えていることが分かった。2004年の調査開始以来最多の52%がアフガニスタンは良い方向に向かっていると回答した。治安の改善と復興をその理由として挙げた回答が最も多かった。タリバン時代と比べ、経済は活性化し教育機会が増え、犯罪や暴力は減少し、女性の地位に関する意識も向上している。47歳の女性教師は、「女性として学校で教えることができ、何万人という女の子が学校に通えるのは本当に幸せだ」と言う。

一方で課題も山積みである。治安(28%)、失業(27%)、汚職(25%)が最も憂慮されている。カブールで露店を営むパルワニは、イランでの難民生活の方が、収入も十分で自爆テロに怯えることがなかったのでカブールでの生活よりましだったと言う。

ISAFの撤退や大統領選を迎える今後、本調査に表れる「国民の声」が極めて重大な意味を持つといえよう。

【出典】
http://edition.cnn.com/2012/11/14/world/asia/afghan-survey-asia-foundation/

アフガン難民の多くは、パキスタンに残ることを希望

パキスタン国内に登録されている160万人以上のアフガニスタン難民は、今年中にアフガニスタンに帰還することになっている。しかしながら、国連の調査によると約80%の難民がアフガニスタンに戻る予定はないという。パキスタンで暮らすアフガニスタンの家族にとって、アフガニスタンの治安状況を考えると帰る状況にないという。また、仕事や生計手段、住む場所を確保することへの不安もあるようだ。
パキスタンの国務及び国境地域担当大臣は、祖国へ帰ることを躊躇うアフガニスタン難民に理解を示しつつ、このように言った。「自分が生まれ、そして32年間暮らした場所を離れ、アフガニスタンのような国へ帰るという決断には、100回も考え直してしまうのは当たり前だ」

パキスタンには多くのアフガニスタン難民が暮らしているが、これまでに380万人が祖国への帰還を果たしている。UNHCR(国連高等弁務官事務所)は、バケツ、石鹸、毛布、そしてアフガニスタンへの帰国資金や片道チケットを手配している。
UNHCRの担当官は、「パキスタン政府は現在、2013年のアフガニスタン難民に関する方針を策定中であると思うが、これまでもアフガニスタン難民の自発的帰還のために3者(パキスタン政府、アフガニスタン政府、UNHCR)でパートナーシップを築いており、パキスタン政府がどのような方針や戦略を打ち出すか期待している」と話した。

他方、2014年に外国の治安部隊が撤退後、再び難民の流出が起こるのではないかという懸念もされている。UNHCRによると、多くのアフガニスタン難民は、パキスタンでも非常に厳しい生活を送っている。難民の1/4しか仕事を持っておらず、3/4の子どもたちは学校に通っていないという。

【出典】Voice of America
http://www.voanews.com/content/most-afghan-refugees-want-to-remain-in-pakistan/1559657.html