アフガニスタン/パキスタン人道支援サイト|ジャパン・プラットフォーム(JPF)

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

日常の紹介

日本で垣間見えたアフガニスタンの生活

先日、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)では事業を実施しているワールド・ビジョン・アフガニスタン(WVA)の現地スタッフ2名を日本に招き、事業の調整会議を行いました。1週間弱の滞在中、彼らを通して垣間見えた現地の生活についてご紹介したいと思います。

イスラム教の食事

まず、滞在中一番頭を悩ませたのは、ハラルの食事を扱っているレストランを探すことでした。イスラム教徒(ムスリム)は、「ハラル」という、イスラム法で食べることが許されている食材や料理のみを口にします。端的に言うと、豚肉や、イスラムの規定に沿って屠殺されていない肉は食べることができません。この視点でコンビニやレストランを訪れてみると、ハラルとして食べられるものが非常に少ないことに気付きます。近年ムスリムにも優しいハラルレストランが都内でも広がっていますが、まだまだ簡単には見つけることができません。あったとしても食事のバラエティが非常に少なく、ムスリムの滞在者に優しい国に近づくには道のりは長いと感じました。
結局、WVAのスタッフには、キッチン付のウィークリーマンションに滞在してもらい、新大久保にあるハラル食料品店で購入した食材を使い、各自料理をしてもらいました。

イスラム教のお祈り

イスラム教のお祈り

イスラム教では1日に5回お祈りをする習慣がありますが、WVAのスタッフも時間があるときには、朝、そして、お昼にお祈りをしているようでした。また、金曜日のお昼には集団礼拝が行われるため、多くのムスリムが礼拝を捧げるためにモスクへ集います。東京にも代々木上原の近くの「東京ジャーミィ・トルコ文化センター」に、大きなモスクがあります。WVAのスタッフも、金曜日のお昼に1時間近くモスクで礼拝をしました。
東京ジャーミィにはマレーシア、バングラデシュ、インドネシア、などの日本周辺のみならず、トルコやシリアの方々も集まっていました。ぜひ一度訪れてみてください。

特産品

特産品

ワールド・ビジョンの活動はアフガニスタン西部のヘラート州で実施されていますが、スタッフより現地の特産物をいくつか持ってきてもらいました。まず一つ目は、干しブドウです。ヘラート州には72種類ものブドウが栽培されていて、毎年"グレープ・フェスティバル"が開かれるほど、ブドウ栽培が盛んです。彼らが来日中に開催したイベントで、WVJのご支援者の方々にも召し上がっていただきました。WVJのスタッフもいただきましたが、とてもおいしかったです。
また、ヘラート州では世界でも最良のサフランが栽培されており、こちらも持ってきてもらいました。サフランといえばサフランライスとして使うことは、皆さんもご存知かと思いますが、現地ではサフランをお湯に入れて、サフランティーとしていただくそうです。こちらのサフランティーもとてもおいしくいただきました。

この他にも大小、多くの生活の違いを垣間見ることができました。日本人にとっては不思議だと思えたり、理解が難しいと感じたりする文化でも、彼らにとっては日常なこと。そんな違いを、国ごと、民族ごと理解していきたいですね。イスラム教の文化や、アフガニスタンの文化が日本でも広がっていき、両国の心理的な距離感がより縮まってほしいと願いました。

垣間見えた現地の生活

2015年10月15日
ワールド・ビジョン・ジャパン