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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

日常の紹介

バグラーン県の現状

バグラーン県はアフガニスタン北東部への通過点に位置し、周囲をパルワン県、パンジシール県、クンドゥーズ県、サマンガン県、タカール県とバーミヤン県に囲まれています。同県の県都はプリ・フムリ市で、県内は16の地区に分かれています。

プリ・フムリ市内中心部の住宅街
プリ・フムリ市内中心部の住宅街

1940年代、同県はアフガニスタンの大工業地帯の一つであり、二つの大型セメント工場、砂糖精製工場、繊維工場、紡織工場、水力発電ダム、電柱工場、車両企業などがありました。しかし、その後長く続いた内戦が政治的混乱をもたらし、県の産業は甚大な被害を受けました。幸い、セメント工場と織物工場は今もなお操業中です。

バグラーン県のセメント工場
バグラーン県のセメント工場

プリ・フムリ市内の水力発電所
プリ・フムリ市内の水力発電所

バグラーン県では米や小麦、トウモロコシ、ジャガイモ、メロンやスイカなどの農産物と、綿織物、ゴマ、タバコ、シルクと砂糖などといった加工製品の両方を生産しています。この他、りんご、梨、ブドウ、ピスタチオとザクロなどのフルーツもあり、人気があります。

プリ・フムリ市内のマーケットの様子
プリ・フムリ市内のマーケットの様子

この地域では農林業が主な財源となっていますが、人口の半分以上の人々が、商業とサービス業を主な収入源としています。現在農業セクターでは、灌漑システムの未整備や化学肥料の不足、種子の質を上げるための効果的な品種改良が課題となっています。また、この地域の水供給、公衆衛生、教育、エネルギー、セキュリティー、交通機関、通信などのインフラは乏しい状態にあります。プリ・フムリ市は都市化が遅れているため、排水システム、アスファルト舗装の道路、衛生設備などが整っておらず、鉄砲水、地滑りや雪崩などの災害によって被害を受けやすい状態なのです。

プリ・フムリ市内のメインストリート
プリ・フムリ市内のメインストリート

現地では貧困世帯が多く、経済状況の改善が課題となっています。しかしながら、現地の人々の日常にはもちろん楽しみもあります。人気のレジャーはサッカー、バレーボール、テコンドーなどのスポーツの他、公園や自然の中で、友達や家族とピクニックを楽しむことです。この地域でよく食べられている料理はウズベキ・プラオ(肉が入っているピラフ)、ブラニ・カトチャル(ジャガイモにスパイス・ヨーグルトソースをかけた物)、ムント(肉団子)やケバブ(肉の串焼き)などで、これらは通常パンやサラダと一緒に食べられます。

2014年9月16日
JEN