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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

日常の紹介

アフガニスタンの国立図書館

アフガニスタンの国立図書館は、カブールの教育省のほぼ向かいにあります。正式には「公共図書館」という名前なのですが、アフガニスタンで最大の図書館で、現在全国に73ある公共図書館を支援、管轄しているため、実質的には国立図書館と言えます。

アフガニスタンに関する貴重な文献を保存している部屋
アフガニスタンに関する貴重な文献を保存している部屋

1966年に設立され、映画の上映を含む児童サービスも行われていました。1980年代の旧ソ連占領時代には、カブール郊外への移動図書館車でのサービスも行っていましたが、1990年以降の内戦およびタリバン時代に実質上閉鎖されてしまいました。2002年に国立図書館は再開しましたが、子どもへのサービスが再開したのは、2004年でした。現在は、32名の図書館員が働いています。

昔使われていた移動図書館車
昔使われていた移動図書館車

子どものための部屋もあり、4,000冊の子どもの本、雑誌がありますが、アフガニスタンの公用語であるダリ語、パシュトゥン語の本はこのうち1,000冊で、以前使われていたロシア語や寄付されていた英語、ドイツ語、仏語の本が中心です。子ども用の部屋専属の図書館員も配置されており、週6日、朝8時から午後6時まで開いています。

内戦の際、銃撃された書棚が今も使われている
内戦の際、銃撃された書棚が今も使われている

国立図書館は住宅街から離れており、カブール市中心部の教育省の向いにあります。公共施設がテロのターゲットになりやすいので、図書館の前にはアフガン国軍の装甲車が常駐しています。そのため、残念ながら現在の子どもの利用者は、1日に10名程度です。しかし、全国の公立図書館のモデルとしての大切な役割を担っています。

児童室での読み聞かせを行うSVAスタッフ
児童室での読み聞かせを行うSVAスタッフ

シャンティ国際ボランティア会(SVA)では今年度、国立図書館の子ども部屋のサービス改善のために、図書館員への児童サービスについての研修、図書の供与、子どもの親しみやすい備品の供与を行いました。

シャンティ国際ボランティア会