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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

日常の紹介

世界で最も"熱い国境"!!

ワガー国境・パキスタン側皆さんはインドとパキスタンの国境であるワガー国境での"非日常的"な"日常"をご存じですか?ここワガー国境では毎日夕暮れ時に、インド国境治安部隊とパキスタン・レンジャーの兵士による"熱血"国旗降納式が行われます。パキスタン側は黒、インド側はベージュの派手な制服を身にまとった180cm以上ある兵士が、お互いの国の威信を背負って挑発的な儀礼式を執り行います。

整列するパキスタン兵士&音楽隊と盛り上がる女性席の観客この儀式の驚くべきところは、両国の兵士および観客の"テンションの高さ"です。毎日行われているにも関わらず、このエンターテイメントを見物+盛り上げるために集まる観客は両国合わせ、数千人とも言われています。(ちなみにパキスタン側の観客席は男女別)其々の国の伝統楽器による音楽対決から始まり、この巨大な兵士が両腕・両足を垂直に振り上げて猛スピードでインド・パキスタン両側から国境に向かい行進して行きます。

威嚇的なポーズをとるパキスタン兵士

この行進の間、観客によって盛大な拍手喝采が起こり、パキスタン側では群衆が「Pakistan Zindabad!(パキスタン万歳!)」という掛け声をかけ、ボルテージは頂点に!!儀仗兵がそれぞれの側から国境を挟んで整列し睨み合いが続いた後、ラッパが鳴らされ、左右にあるインド・パキスタン両国の国旗が少しずつ降ろされていき、儀式は終了となります。

開かれた国境・パキスタン側

ここはインドとパキスタンとの間の陸路国境で唯一開かれている検問所で、この国境のあるワガー村は両国が分離・独立した1947年に、新しく引かれた国境により2つに分断されました。カシミール問題等による両国関係の浮沈に関わらず、この「アジアのベルリンの壁」と呼ばれるワガー国境では、国を越えての交流が活性化しており、2001年のパキスタンとインドの独立記念日には計5万人を超える人々が参加した平和式典が開催されました。この国旗降納式は、単なるエンターテイメントでなく、両国の平和的な関係に大きく貢献し得る"大切な日常"であると言えるでしょう。

難民を助ける会 [AAR Japan]