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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

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アフガニスタン・パキスタン人道支援 プログラムアーカイブ

アフガニスタン・パキスタン人道支援

日常の紹介

冬の山羊の育て方

山羊を寒さから守るための小屋。夜はここで寒さをしのぎます。

ジェンが活動するデラ・イスマイル・カーン県は平地であるため、冬が来ると寒さと霧が人々の生活に影響をもたらします。この地域の冬は短いのですが、寒さは厳しく、霧が出ると更に冷え込みます。パキスタンでは家畜としての山羊の飼育がさかんですが、冬は他の季節に比べ、山羊の飼育に少し工夫が必要です。日中の気温は問題無いのですが、夜間や霧がかかっている時は山羊が小屋の中で地面に排尿をするため、湿気がこもってしまうのです。どの動物にも言えることですが、山羊は特に湿気を嫌います。また、湿気は雑菌の増殖を促し、感染症の発症の危険を高めます。

放牧中の山羊の親子。厚手の布でくるまれて、防寒対策ばっちりです。

ジェンが支援しているデラ・イスマイル・カーンの国内避難民の人びとは、もともと寒い地方の出身であるため、冬の間の山羊の育て方をよく知っています。以下は、実際に避難民の人たちが冬の間工夫していることの一例です。

・山羊を寒さや冷たい雨風から守れるような部屋/小屋を作って、一日一回は掃除をする
・冷え込みの強い夜には、麦わらでつくった厚みのある柔らかいベッドを部屋/小屋の中に作ってやる
・保温のため、山羊 (特に仔山羊)に、ウール等のショールや、古着のセーターなどを着せる
・特に寒い日は、できるだけ山羊を屋内にいれるか、たき火で小屋を温めるなどして、温かさを保てるようにする
・冬の間は、汲み置きの水の方が冷たいため、新鮮な水を山羊に与えるようにする
・日中はできる限り山羊を放牧して、十分に栄養を取らせるようにする

山羊はパキスタンの人びとにとってとても大切な財産です。皆きちんとケアをして、冬を乗り切ろうとしています。

放牧中の山羊の親子。仔山羊はセーターがぴったりフィットしています。|山羊の毛色に合わせて、おしゃれに防寒しています。

JEN